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鍼治療
鍼(はり)は、皆さんが生まれた時から持っている自然治癒力に働きかけます。毎日の生活の中で徐々にたまってきた「ストレス」「体の痛み」「疲労感」などは、放っておいて良くなるものではありません。
定期的なはり(鍼)灸・マッサージ治療は、こりや痛みをとるだけでなく、お悩みのない毎日を過ごすための応援ができます。個人差はありますが、はり(鍼)灸には次のような効果があります。
- 鎮痛
- 血行促進
- 自律神経の調整
また、はり(鍼)というと注射針を思い浮かべ、痛いイメージをお持ちの方もおられると思いますが、治療に用いる針は髪の毛のように細くてしなやかで、ほとんど痛みを感じることはありません。
痛みを感じる神経は皮膚のごく表面にあり、ここを一気に通りすぎれば、あとはほとんど痛みを感じません。
小児鍼治療
小児鍼(しょうにしん)とは、子ども用の特殊な鍼で軽く皮膚を摩擦したり接触したりする治療法です。ですから「痛い」という感覚は全くありません。お灸もぽかぽかとして体を温めるものを用います。ですから、「熱い」という感覚はありません。
お子さんも怖からずに気持ちよく安心して治療が受けられます。時にはウトウト寝てしまうこともあるくらいです。
赤ちゃんや子供には、昔から疳の虫、夜泣き、おもらしなどの特有な症状があります。それに加えて現代社会では、子供が置かれている環境のストレスは、時代とともに高まっているといわれています。
例えば食生活においては冷たいものの飲みすぎや、甘いものの摂りすぎ、精神的には孤立しがちで気を遣う人間関係などがあり、心身ともにバランスを崩している子供たちが多く見受けられます。こういった環境の中にあっても、小児鍼は各お悩みに対応する施術として認識されております。
鍼の安全性
・ディスポーザブル(使い捨て)
完全減菌の鍼を一人の治療に使用しただけで捨てます。
・オートクレーブによる消毒法
オートクレーブ(高圧蒸気減菌器)により2気圧、120℃、20分の条件で鍼を減菌する手法です。 これは保健所の指導基準を満たす方法で医院・病院等で最も普及しています。
灸治療
お灸は直接皮膚の上にすえる直接灸と皮膚から離してすえる間接灸とそのなかにも灸頭鍼、棒灸などお灸にもさまざまなものがあります。
ゆっくり身体を温めて血行をスムーズにし、腰痛や肩コリ、関節の痛みなどを緩和していきます。気持ちよく感じる程度の熱さで、痕が残ったりすることはほとんどありません。鍼と平行して行うと、より優れた効果が期待できます。